転職後 Azureを使った基盤構築をしたこともあり、 Google Cloud Nextに初めて参加してきました。
全体としてはBig QueryやGKE(Google Kubernetes Engine)の活用事例が多かったように思いました。
基調講演
https://cloud.withgoogle.com/next/tokyo
基調講演自体はこちらのリンクから動画で視聴することができます。
基調講演では技術をビジネス視点で初歩的なお話が主でした。初級者の私には視野が広がってよかったと思います。
まず、Google Cloudの日本代表である阿部伸一さんからお話しされていました。Google Cloudはお客様にすべてを合わせてくださいというだけではなく、お客様に寄り添っていくことも大切にしていきたいとおっしゃっていたのは印象的でした。
次に、ウルス ヘルツルさんが Anthosについてご説明されておりました。
どこにいても、ベンダーロックなしに、Anthosを手に入れればそれらに携わるベンダーすべてを手に入れることができるとおっしゃっていました。
その後、DeNAを紹介するという流れででした。
DeNAの講演では取締役会長の南場さんが登壇され講演されました。
こちらの講演では、DeNAの創業当時の失敗から学び、オンプレからGCPへの移行についてどのような経営判断を経て移行したのかについてご説明されていました。
QCDそれぞれについてオンプレとクラウドについてどのようなメリットデメリットがあるかを説明していました。特にコストについてはオンプレが長期的に有利との見方であった。
しかし、オンプレは運用保守があり、これは必ずしも創造的なものはないということが経営判断の後押しをしたそうです。また、これまでのオンプレの知見があるからこそ、その強みクラウドのカタログスペック以上の性能を出せ、またフィーチャーリクエストも出すことができたともっしゃっていました。
その他、メルペイ、アクセンチュア(MAINRI)、NTTコミュニケーションズ、JR東日本の方々が登壇されて講演されていました。