【初心者入門】Microsoft Azureを始める その2 仮想マシン作成1

Azure
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こんにちは! やましー@データ活用クラウドエンジニア(@yamashi18041) です。

今回はクラウドやAzureの初心者の方に向けてAzureの始め方として、クラウドの基本中の基本ともいえる仮想マシン(バーチャルマシン(VM))を作成していきたいと思います。

仮想マシンとはクラウド上に仮想的なサーバーを作成することで、非力な手元のパソコンからアクセスしてCPUやメモリがたくさん載った強力なマシンを扱うことができるサービスです。実際にはMicrosoftのデータセンターにある物理的なサーバーを間借りして自分専用の仮想マシンをつくることが裏で行われています。

今回は入門編ということで細かい設定は気にせず、とにかく仮想マシン作成してみましょう。

とはいうものの、この記事の中で設定した項目についてはなぜその設定をしたかの根拠は書いておこうと思います。

10分もあればできちゃいます。クラウドって便利で簡単ですね!

ただし、仮想マシンはクラウドの基本ではあるものの、その奥は深く、細かい機能がたくさんあるので、その説明は次回以降説明していきたいと思いますので楽しみにしていてください。

仮想マシンを作るには、Azureアカウント(環境)が必要です。使えるアカウントを持っていない方は以下の記事を参考にアカウントを作成してみてください。無料で作れます。

今回は無料アカウントということで、最小のスペックでかつ無料のLinux OSで作成してみようと思います。

AzureではLinuxかWindowsのOSを選ぶことができますが、Windowsの場合ライセンス費用がかかるため無料枠をすぐに使い切ってしまうので気を付けてください。

この記事では以下のような読者を想定しています。

  • Azure初心者なのでまず何から手を付けていいかわからない
  • Azureを使ってみたいけど使い方がよくわかりません
  • Azureを無料で試してみたい
  • Azureの仮想マシンを立ち上げてみたい

逆に以下のような方は適当に読み流していただければと思います。

  • Azureの仮想マシンを立てたことがある
  • Azureの仮想マシンの細かい設定や機能が知りたい
  • Azureはもう体の一部です

それでは始めていきましょう!

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全体の流れ

今回の記事の全体の流れを紹介します。今回の作業であれば慣れてしまえば10分くらいでできます。

  1. ポータルにアクセスする
  2. 仮想マシンの管理画面に行く
  3. 仮想マシンの作成を始める
  4. リソースグループを設定する
  5. 仮想マシンの名前を設定する
  6. 地域を選択する
  7. 可用性オプションを選択する
  8. イメージ(OS)を選択する
  9. サイズ(スペック)を選択する
  10. 管理者アカウントとパスワードを設定する
  11. 受信ポートの規則(ファイアウォール)を設定する
  12. 設定値の確認
  13. 作成実行(デプロイ)
  14. 仮想マシンへアクセス
  15. 停止と起動
  16. 仮想マシンの削除
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ポータルにアクセス

Azureの操作はいくつか方法がありますが、今回はシンプルでわかりやすいGUIベースのAzureのポータルサイトから仮想マシンを作成します。

以下のリンク先を開いてください。

Microsoft Azure

Azureの操作方法の種類

Azureを操作するためにはいくつか種類があります。

最初は戸惑うかと思いますので、とりあえずポータルからの操作ができればOKです。

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仮想マシンの管理画面に行く

ポータルにログインしたら、次は仮想マシンを作成したりする管理画面に移動します。

管理画面への行き方もいくつか種類があります。

  • すべてのサービスから
  • お気に入りから
  • 最近使ったサービスから
  • 検索窓から

すべてのサービスから仮想マシンの管理画面に行く

① 左上の3本線をクリック

② 「すべてのサービス」をクリック

③ カテゴリの「コンピューティング」をクリック

④ 「Virtual Machines」をクリック

お気に入りからから仮想マシンの管理画面に行く

① 左上の3本線をクリック

② お気に入りの「Virtual Machine」をクリック

最近使ったサービスから仮想マシンの管理画面に行く

① 画面中央の Azure サービスの「Virtual Machines」をクリック

検索窓から仮想マシンの管理画面に行く

① 画面上部の検索窓に「Virtual Machines」をと入力

② 表示されたサービスの中から「Virtual Machines」をクリック

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仮想マシンの作成を始める

ここが仮想マシンの管理画面です。ここから仮想マシンを作っていきます。

① 「+ 追加」をクリック

リソースグループを設定する

① 「サブスクリプション」は料金の請求単位です。基本的には変更する必要はありませんので「無料試用版」のまま。

② 「リソースグループ」を「新規作成」します。リソースグループとはAzureで作成したサービス一つひとつのインスタンスをリソースと言いますが、そのリソースをまとめるグループで必ずリソースはいずれかのリソースグループに属します。通常は仮想マシンを作成する前に作成しておきます。今回は仮想マシン作成と同時にリソースグループも作っておきます。

③ 今回はリソースグループの名前を「rg-test-ymst-usw2-001」としました。

④ 「OK」をクリックします。

名前の付け方は下記のリンクを参考にしてみてください。

推奨される名前付けおよびタグ付け規則 - Cloud Adoption Framework
この記事では、エンタープライズ クラウド導入作業のサポートを明確に対象にした、リソースの名前付けとタグ付けに関する詳細な推奨事項について説明します。

今回のネーミングの意味は以下の通りです。

rg:リソースグループを意味するプレフィックス
test:テスト環境
ymst:私がよく使うタグ
usw2:米国西部2リージョン
001:ユニークにするための番号

仮想マシンの名前を設定する

① 仮想マシン名は「vmtestymst001」としました。仮想マシンのネーミングについても以下のリンクを参考にしてみてください。

推奨される名前付けおよびタグ付け規則 - Cloud Adoption Framework
この記事では、エンタープライズ クラウド導入作業のサポートを明確に対象にした、リソースの名前付けとタグ付けに関する詳細な推奨事項について説明します。

地域を選択する

① 今回は「米国西部2」にしました。

仮想マシンをどこの地域(リージョン)のデータセンターに作成するのかを選択します。

クラウドとはいえ仮想マシンを動かすためには物理的なマシンを使う必要があり、どこの地域(リージョン)のデータセンターあるマシンにするかを選びます。

その理由は無料試用版で使える最も安い仮想マシンのサイズ(スペック)であるB1lsが選べるからです。日本のリージョンでは選ぶことができませんでした。

通常リージョンは自国の一番近いところを選ぶことが多いと思います。

可用性オプションを選択する

① 可用性オプションは「インフラストラクチャ冗長は必要ありません」を選択しました。

今回はとりあえず作ってみるということで、冗長は無しにします。
可用性ゾーン:データセンターをまたいだ冗長構成
可用性セット:データセンター内で冗長構成

イメージ(OS)を選択する

① イメージは「Ubuntu Server 18.04 LTS -Gen1」にしました。

イメージはOSを含む仮想マシンの中身ですが、大きく分けてAzure ではWindowsとLinuxが選べます。

Windowsはライセンス料金がかかります。Linuxは多くのディストリビューションから選ぶことができます。また、OSのみではなくあらかじめWEBサーバーやデータベース等があらかじめインストールされたイメージを選ぶこともできます。

サイズ(スペック)を選択する

サーバーのスペックを選んでいきます。非常に多くのマシンスペックの中から選ぶことになりますが、今回は最も安い月額425円の「B1ls」を選択します。

① プルダウンを開きます。

② この中に「B1ls」がないのですべてのサイズをクリックします。

③ 「Bシリーズ」を開きます。

④ 「B1ls」をクリックします。

⑤ 「選択」をクリックします。

管理者アカウントとパスワードを設定する

① 今回はアカウントとパスワードでログインしようと思いますので、認証の種類で「パスワード」を選択します。SSH公開鍵でログインする場合は「SSH 公開キー」を選択してください。

② 管理者のユーザー名を入力します。

③ 「パスワード」を入力します。

④ ③で入力したパスワードを再度入力します。

受信ポートの規則(ファイアウォール)を設定する

ここではインターネットからアクセスを可能にするためにどのポートの接続を許可するかを設定します。AzureのNSG(ネットワークセキュリティーグループ)の設定項目になります。

① 「パブリック受信ポート」は「選択したポートを許可する」を選択します。

② 「受信ポートを選択」ではLinuxなので「SSH (22)」を選択します。Windowsの場合は「RDP (3389)」を選択します。

設定値の確認と作成

ひとまず仮想マシンを作成するのに必要な最小限の設定ができました。設定値の確認をして作成します。

① 「確認および作成」をクリックします。

②設定値に問題が無ければ「作成」をクリックします。

作成を開始すると3分くらいで完成するので待ちます。

徐々に仮想マシンを構成するいくつかのリソースができていくのが分かります。

③ 作成が完了しました。「リソースに移動」をクリックします。

これで作成は終わりです。次は作った仮想マシンにアクセスしてみましょう。

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仮想マシンへアクセス

パブリックIPアドレスを使ってアクセスをしてもよいのですが、仮想マシンを起動するたびにアドレスが変わるので、FQDNでアクセスできるようにしておきます。

① DNS名の「構成」をクリックします。

② 「DNS 名ラベル(オプション)」任意の名前を入力します。今回は仮想マシン名にしました。

③ 設定を反映するために「保存」をクリックします。忘れがちなので気を付けましょう。

④ 設定が完了すると、ベルのところに通知が来ますので確認することができます。

ではいよいよSSHでアクセスしてみましょう。

⑤ DNS名をコピーします。

SSHクライアントソフトを使ってアクセスします。今回はTera Termを使います。

⑥ コピーしたDNS名を貼り付けます。

⑦ OKをクリックします。

⑧ 管理者名とパスワードを入力します。

⑨ OKをクリックします。

無事ログインすることができました。

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停止と起動

次は料金に影響する停止と起動についてです。

停止

クラウドのメリットとして使っている間のみ課金するいわゆる従量課金が一般的です。

なので、使わない間は料金を抑えるために停止(シャットダウン)しておく必要があります。

通常、サーバーのシャットダウンは「shutdown -h now」などログインしてコマンドを使って停止をすると思います。

クラウドの場合この方法だと課金が止まりません。クラウドの場合、物理的なマシンを解放することで初めて課金を停止することができます。

これは非常に重要なので是非、覚えておきましょう。

① 仮想マシンの管理画面の上部に「停止」があるのでクリックします。

② 確認のポップアップが出るので「OK」をクリックします。

③ 通知を開いて停止したことを確認します。

④ また、状態が「停止済み(割り当て解除)」となっていると課金が停止します。

起動

仮想マシンを起動

① 「開始」をクリックします。

② 通知を開いて起動したことを確認します。

③ また、状態が「実行中」となっていると課金がされています。

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仮想マシンの削除

不要になった仮想マシンを削除します。仮想マシンはいくつかのリソース(マシン本体、ディスク、ネットワークインタフェース、パブリックIP)で構成されています。削除する場合はすべて削除します。

まずはマシン本体を削除してみます。

① 「削除」をクリックします。

② 確認のポップアップが出るので「はい」をクリックします。

削除中です。数分時間がかかります。

仮想マシンの削除が完了しました。

続いて、仮想マシンを構成するリソースについても削除します。

③ 「rg-test-ymst-usw2-001」をクリックして、仮想マシンと同じリソースグループを確認してみます。

リソースグループの画面を見るといくつかリソースがあることが分かります。

特にディスクやパブリックIPアドレスは存在するだけで課金されるので、不要になったら速やかに削除しましょう。

このリソースグループの管理画面からリソースグループごと削除して一気にすべて削除しようと思います。

④ 「リソースグループの削除」をクリックします。

⑤ 確認のためリソースグループ名を入力します。

⑥ 「確認」をクリックします。

数分後リソースグループの削除が完了します。

⑤ 「更新」をクリックすると、削除されたことが分かると思います。

これできれいになりました。

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まとめ

今回は初心者入門ということで、とりあえず仮想マシンを作ってみました。

実務でクラウドを使う場合は個々に出てきた項目の他にも様々な設定項目があり、それらすべてに何を設定するべきかを検討して設計をしたうえで仮想マシンを作成していきます。

次回はもう少し細かく設定を見ていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

以上、やましー@データ活用クラウドエンジニア(@yamashi18041)でした。

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